【長嶋一茂】兄弟仲が「ヤバい」と言われる理由3選!

プロ野球界のレジェンド・長嶋茂雄さんを父に持つ長嶋一茂さん。

テレビでは明るくユーモラスなキャラクターで人気ですが、実は兄弟との関係が「ヤバい」と話題になっています。

なぜ長嶋家の兄弟仲はここまで悪化してしまったのでしょうか?今回はその理由や背景を詳しく解説します。

目次

長嶋一茂の家族構成と兄弟について

長嶋家のメンバー紹介

長嶋茂雄(ながしま しげお) 元プロ野球選手・監督/国民的スター
長嶋亜希子(ながしま あきこ) 母(故人) 元キャビンアテンダント
長嶋一茂(ながしま かずしげ) 長男 元プロ野球選手/タレント・コメンテーター
長島三奈(ながしま みな) 長女 詳細不明
長島正興(ながしま まさおき) 次男 元レーシングドライバー
長島三奈(ながしま みな) 次女

元スポーツキャスター/現オフィス・エヌ代表

長嶋一茂さんの父・長嶋茂雄さんは球界のレジェンドです。

母・亜希子さん、妹・長島三奈さん、弟・長島正興さん、そしてもう一人の妹(一般人)という構成です。

一茂さん、三奈さん、正興さんはそれぞれ異なる分野で活躍し世間からは「理想の家族」として見られてきました。

長女は一般人のため、詳細は公表されていません。

リリィちゃん
長嶋家は多彩な才能を持つ家族構成となっていますね。

一茂さんと兄弟の関係

長嶋一茂さんと兄弟の関係は、かつては一般的な家族として知られていましたが、2007年に母・亜希子さんが亡くなった後、家族間の関係が大きく変化しました。

特に2009年頃から、父・茂雄さんの商標登録や資産管理、記念品の売却などを巡るトラブルが表面化し、兄弟間にも深刻な亀裂が生じたとされています。

 

一茂さんは自身のエッセイやインタビューで「父だけでなく、妹や弟とも10年以上会っていないし、連絡も取っていない」と明かしており、兄弟全員が長期間にわたり音信不通・絶縁状態であることが分かります。

 

また、妹の三奈さんとは特に根深い確執があるとも報じられており、家族の再会はほとんどない状況です。

 

このように、長嶋家の兄弟関係は、母の死後に加速した家族間の利権や資産を巡る争いによって悪化し、現在も修復の兆しは見えていません。

リリィちゃん
家族の絆を繋いでいたのはお母様の存在が大きかったのかもしれないね

兄弟仲が「ヤバい」と言われる理由3選

兄弟仲が悪化した最大の原因は、父・茂雄さんの「商標登録」や「マネジメント権」を巡る争いです。

2009年には、茂雄さんの肖像権やマネジメントが一茂さんの個人事務所から、妹・三奈さんが代表を務める「オフィス・エヌ」へ移管されました。これにより家族間の利権トラブルが表面化しました。

【長嶋茂雄】商標登録問題

 

2009年、一茂さんの個人事務所「ナガシマ企画」が父・長嶋茂雄さんの名前「長嶋茂雄」を家族の了承を得ずに商標登録したことで、妹・三奈さんが代表を務める「オフィスエヌ」との対立が表面化しました。
この行為に対し、茂雄さん自身も「一茂から騙しうちにあった」として商標登録の無効を主張し、長年家族の資産や商標権を管理してきた「オフィスエヌ」も強く反発しました。
結果的に、両者は弁護士を立てて協議し、最終的に商標権は「オフィスエヌ」に戻されました。この一連の騒動が、長嶋家の家族関係に決定的な亀裂をもたらしました。

父・茂雄さんも三奈さん側につき、マスコミ各社に「ナガシマ企画」外しの通知を送るなど、家族内の対立が激化したそうです。

グッズの無断売却問題

2009年、長嶋一茂さんが家族に無断で父・長嶋茂雄さんや母・亜希子さんの愛用品、記念品など約1000点を売却したことが発覚しました。

 

この品々には、茂雄さんのトロフィーや天覧試合の写真、母の衣類、さらには妹や弟の私物も含まれていたといわれています。

 

売却先は福井県の有名コレクターで、これらのグッズは同コレクターの自宅兼博物館で一般公開されています。

売却額は約2000万円とも報じられました。

 

この行為に対し、妹の三奈さんは「窃盗罪で訴えるしかない。許せない」と激怒し、兄弟間の関係は決定的に悪化。三奈さんや弟の正興さんとも絶縁状態となるきっかけとなりました。

家族の思い出や大切な品々を、事前の相談もなく他人に売却したことが、長嶋家の深刻な確執を生む大きな要因となったようですね。

福井県の有名コレクターとは何者?

福井県の有名コレクターとは、福井市在住の実業家・山田勝三氏です。

山田氏は熱狂的な長嶋茂雄ファンとして知られ、自宅を改装して「スポーツ・ミュージアム山田コレクション」を開館し、長嶋家から譲り受けた記念品やスポーツ関連グッズを一般公開していました

このミュージアムには、長嶋茂雄さんのトロフィーや写真、家族の私物などが多数展示されていましたが、2013年に山田氏が亡くなったため、現在は閉館しているそうです。

和解交渉の決裂

和解交渉の決裂については、商標登録やグッズ売却などを巡る家族間の対立が激化した後、芸能界の大物が仲介役となり、長嶋茂雄さんと一茂さんの父子で和解のための昼食会が開かれたそうです。

 

この場では、一度「すべての権利を茂雄さん側に返す」という方向で合意に至ったものの、その後一茂さん側が方針を翻し、合意内容を履行しなかったため、和解は成立しませんでした。

 

この交渉決裂により、家族間の溝はさらに深まり、以降も音信不通や絶縁状態が続くこととなりました。

 

和解の機会があったにもかかわらず、互いの主張や信頼の問題から最終的に関係修復には至らなかったことが、長嶋家の確執を決定的なものにしています。

 

メディアや本人の証言から見える家族の実情

長嶋家の家族の実情は、世間が抱いてきた「理想のファミリー像」とは大きく異なり、本人やメディアの証言からは深刻な断絶や確執が浮き彫りになっています。

 

長嶋一茂さん自身は法廷においても「もともと長嶋家はバラバラです」と証言しており、母の生前も家族全員で旅行や食事をしたことが一度もなかったと明かしています。

 

この発言は、長年にわたる家族の断絶状態を裏付けるもので、兄妹の絶縁状態も続いているとされています。

 

またこうした確執は、テレビ番組にも反映されており、長嶋茂雄さんのドキュメンタリー番組では一茂さんに一切触れられないなど、家族の分断が公然化しています。

長嶋茂雄さんと娘の三奈さんとのテレビ初共演番組

「独占!長嶋茂雄の真実」から引用

 

一茂さんは「父や兄弟と10年以上会っていない」とも証言しており、和解の兆しは見えていません。

世間のイメージとギャップについて

長嶋家は長年、「理想の家族」「日本中が憧れる幸せなファミリー」として世間に語られてきました。

国民的スターである長嶋茂雄さんを中心に、家族が仲良く支え合う温かいイメージがメディアでも強調されてきたため、多くの人が「家族の絆が強い」と信じていましたが実際は違っていたようです。

一茂さん自身が「母の生前も家族全員で食事や旅行をしたことは一度もない」「もともとバラバラで、家族断絶といってもよい」と法廷で証言しており、きょうだい間の交流もほとんどなかったことが明らかになっています。また、中学から家を出て以降、弟や妹とも年に一度会うかどうかという希薄な関係で、家族関係はかなりドライだったと語っています。

このように、世間が思い描く「理想の長嶋ファミリー」と、実際の家族の実情には大きなギャップが存在していたようで、華やかな表舞台の裏で、家族間の距離や確執が長年にわたり続いていたことが、本人やメディアの証言から浮き彫りになっています。

今後、家族の関係修復はあるのか?

正直なところ、今の長嶋家の状況やこれまでの経緯を見ていると、家族関係が今後修復される可能性はかなり低いと思います。

これまでにも、商標権や資産管理、さらにはお父さん・茂雄さんの介護方針をめぐって、兄弟や親子の間で深刻な対立が続いてきました。一茂さん自身も「実家に入れてもらえなかった」「父に会わせてもらえなかった」とテレビや週刊誌で語っていて、妹の三奈さんとの確執や、家族の大事な決定から自分だけ排除されていたことへの不満もはっきり口にしています。

 

さらに、介護や遺産をめぐる主導権争いもあって、兄妹の溝は年々深まるばかりでした。茂雄さんが亡くなるまで、結局この確執は解消されず、音信不通や絶縁状態が続いたままだったんです。

 

こうした長年の不信や対立が決定的になっているので、今後家族関係が劇的に改善する兆しは見えていません。むしろ、修復はかなり難しい状況だといえるでしょう。

まとめ

長嶋家といえば、国民的スター・長嶋茂雄さんを中心とした「理想の家族」というイメージが強くありましたが、実際には商標権や資産管理、思い出の品をめぐるトラブルなどが重なり、兄弟や親子の間に深い溝ができてしまいました。

 

一茂さん自身も「家族はもともとバラバラだった」と語っており、世間が思い描く仲の良い長嶋ファミリーとは大きなギャップがあったようですね。

 

長嶋茂雄さんのご逝去を悼み、心よりご冥福をお祈りいたします。どうぞ安らかにお休みください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

2児の母・ゆっこです。
昼は経理の仕事をして、夜は子ども達が寝た後にブロガーに変身するアラフォー主婦。
YouTubeを見るのが至福のひと時。心がワクワクすることをいつも探しています。

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